Click3Dが活用された橋梁工事記事のご紹介
オフィスケイワンの橋梁3Dモデリングソフト「Click3D」が活用された橋梁工事の紹介記事が公開されていますのでお知らせいたします。本工事は設計者が作成したCIMモデルを引き継ぎ、施工者が詳細度を上げたCIMモデルを作成して、各種フロントローディングに活用した先駆的な工事です。引き続き、鋼橋CIMシステム「CIM-GIRDER」と合わせて、生産性向上を実現するシステムの構築を進めてまいります。
１．記事掲載媒体
「道路構造物ジャーナルNET」
（仮称）筑後川橋と（仮称）早津江川橋のふたつのアーチ橋上部工架設が完了
２．（仮称）筑後川橋
１．記事掲載媒体
「道路構造物ジャーナルNET」
（仮称）筑後川橋と（仮称）早津江川橋のふたつのアーチ橋上部工架設が完了
２．（仮称）筑後川橋
- 工事名：福岡208号 筑後川橋上部工(P4-P8)工事
- 橋梁形式：鋼４径間連続単弦中路アーチ、橋長：450m
- 発注者：国土交通省九州地方整備局福岡国道事務所
- 施工者：ＭＭＢ・宮地・川田特定建設工事共同企業体
（本文抜粋）
- 上部工工事でのCIMの活用も特徴のひとつです。CIM試行対象工事となっていましたので、2次元の設計図面から3次元のCIMモデルを作成して、工事計画や各種協議に活用しました。
- このCIMモデルの作成に際しては、新規の3次元モデル作成ソフトである橋梁3Dモデリングシステム「Click3D」を採用しているほか、関係者間での情報共有にCIMモデルを活用すべく、クラウド上のCIMモデルを多地点から閲覧可能な「CIM-LINK」を導入しています。
- また、点検時の作業効率化と安全性確保に向け、昇降ステップの追加やマンホール上部の取手追加などの対策を施しているほか、CIMを用いた維持管理動線の確認動画を作成しています。
３．（仮称）早津江川橋
- 工事名：福岡208号 早津江川橋上部工(P3-A2)工事
- 橋梁形式：鋼４径間連続単弦中路アーチ、橋長：448m
- 発注者：国土交通省九州地方整備局福岡国道事務所
- 施工者：日塔・宇部・日橋特定建設工事共同企業体
（本文抜粋）
- 曲線の補剛桁と直線のアーチリブが組合わさる複雑な構造となっていました。そこで、CIM試行で作成した3次元モデルを利用して取り合い確認、輸送ブロック検討などを実施しました。
- CIMモデルを作成して点検経路などを動画で確認できるようにして、製作段階で変更した部分もあります。
