News Release ニュースリリース

お知らせ

プレストレストコンクリートに研究報告が掲載されました

令和4年9月30日発行の「プレストレストコンクリート 第64巻 第5号」(非売品・学会員配布)に研究報告「パラメトリック手法を用いた橋梁BIM/CIMシステムの開発」が掲載されましたのでお知らせいたします。ぜひご一読よろしくお願いいたします。

1.発行者
公益社団法人 プレストレストコンクリート工学会

2.掲載誌
プレストレストコンクリート 第64巻 第5号(2022年9月~10月号)

3.タイトル
パラメトリック手法を用いた橋梁BIM/CIMシステムの開発

4.報告概要
建設業界では,人口減少による少子高齢化にともなう将来の担い手対応などにより,2025年までに建設現場の生産性を20%向上させる取組みが進められている。橋梁上部工のBIM/CIMモデルは,専門の教育を受けたオペレーターが3次元CADを用いて作成する方法が一般的である。しかしながら,3次元モデルは作成プロセスそのものが正確性に影響することから,2次元図面のように完成後に一括チェックすることが難しい。3次元モデリングの生産性向上と品質チェックの効率化が大きな課題である。そこで,線形座標連動によるパラメトリック手法を取り入れた橋梁BIM/CIMシステムを開発した。本稿では設計情報をパラメータとした数値入力による3次元モデリングの手法,品質チェックの考え方,BIM/CIMモデルの活用事例を中心に報告する。

以上