「CIM-GIRDER」がNETISにおいてVE評価と活用促進技術認定を取得
オフィスケイワンが開発・販売する「鋼橋CIMシステム(CIM-GIRDER)」が国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)の事後評価において、継続調査を必要としない「VE評価」を受けるとともに、令和6年度「活用促進技術」に認定されましたでお知らせいたします。オフィスケイワンのNETIS登録技術のうちVE評価は4本目、活用促進技術は3本目となります。鋼橋CIMシステム(CIM-GIRDER)は、サブスクリプション形式にて販売を行っています。お問合せをお待ちしております。
1.NETIS登録概要
技術名称 :鋼橋CIMシステム(CIM-GIRDER)
登録番号 :KK-200014-VE
登録日 :2020年5月26日
2.システム概要
1.NETIS登録概要
技術名称 :鋼橋CIMシステム(CIM-GIRDER)
登録番号 :KK-200014-VE
登録日 :2020年5月26日
2.システム概要
- 3DCAD操作なしで詳細度300~400の鋼橋上部工CIMモデルと3D寸法を自動作成
- 補足幾何形状(構造モールド線)と豊富なアノテーション(主桁名称等)を出力
- 鋼橋上部工CIMモデルの品質チェック用のBIM/CIM設計照査シート(Excel)を出力
- BIM/CIM設計照査シートに主桁材料(ウェブ、フランジ、縦リブ)を出力
- オプション機能「鋼橋干渉チェックシステム」を搭載
- 設計情報属性ファイルの入出力(自動設計と自動原寸への連携)

3.NETISとは
NETISとは国土交通省が運営している新技術に関する情報提供を目的としたデータベースサイトです。令和2年度より直轄工事において新技術の活用が原則義務化され、NETIS登録技術の活用は1つの選択肢とされています。
4.VE評価とは
NETISに登録された技術のうち、直轄工事で活用実績が一定数あり、有識者会議においてその技術の有用性が認められ、その後の継続調査が不要と判断された技術に対して認定されるものです。つまりVE評価はその技術を利用した会社の評価が高かった技術と言えます。
CIM-GIRDERの活用効果評価結果に記載されたコメントは下記のとおりです。
- 自動作成によって作業熟練度に左右されない部分が大幅に増えたので、作業員の負担も減少し、効率的に作業することができた。
- 作成したCIMモデルにより、部材や付属物の干渉の確認が容易となり、施工性は向上した。
- 設計段階から当システムを活用することで、より経済性の向上が期待できる。
5.活用促進技術とは
活用促進技術は、活用効果評価において安定性が確認されている技術のうちから、特定の性能又は機能が著しく優れている技術から選考されます。つまり全国的に普及が望まれる技術となります。
6.NETIS登録技術
オフィスケイワンが提供するシステムのうち10製品がNETIS登録されています。(登録順)
- 橋梁3Dモデリングシステム KT-140116-VE
- CIM モデル管理システム KK-170001-VE
- 橋梁工事VR 安全教育システム KK-180029-VE
- PCコンポ橋 CIMシステム KK-190036-A
- 鋼橋CIMシステム KK-200014-VE
- PC箱桁橋CIMシステム KK-210005-A
- メタバース橋梁施工シミュレーションシステム KK-220085-A
- 点群を活用した現況構造物の設計図面作成システム KK-230007-A
- 鋼橋干渉チェックシステム KK-230072-A
- 橋梁架設シミュレーションシステム「Sim-BRANE」KK-230075-A
7.お問合せ先
〒550-0013 大阪府大阪市西区新町1丁目10-2 TEL.06-6567-8672 開発グループ
以上