令和4年度土木学会年次学術講演会で発表します
発表①
- 発表日時:2022年9月15日(木) 09:30 〜 09:40
- 発表タイトル:[VI-60] 床版取替工事向け床版割付BIM/CIMシステムの開発
- 発表者:オフィスケイワン株式会社 久才星哉
- 発表概要:高速道路のリニューアル工事における床版取替工事は,既設橋の形状把握,復元・補強設計,交通制約に応じた新設床版の割付,既設床版の切断計画などを網羅的に進めていく必要があり,従来の2次元 CADにおける割付計画では,複数案の作図から最終案の決定までに時間を要している.今回,登録したルールをもとに新設床版と壁高欄の割付,既設床版のカット割りを自動作成する BIM/CIMシステムを開発し,大幅な生産性向上を実現した.
発表②
- 発表日時:2022年9月16日(金) 11:10 〜 11:20
- 発表タイトル:[VI-973] デジタル画像による配筋検査システムの現場試行における精度検証
- 発表者:オフィスケイワン株式会社 保田敬一
- 発表概要:従来,鉄筋コンクリート構造物の配筋検査においては,発注者が現場に臨場して施工者が複数人で検測ロッドやノギス,鉄筋マーカー,記録用の野帳を用いて行っていた.この従来作業における受発注者の効率化を目的として,所定の性能を有するデジタルカメラと校正プレートを用いて,コンクリート構造物の鉄筋組み立て時の配筋状況を撮影し,その画像データから鉄筋径と鉄筋間隔の計測が可能な「デジタル画像による配筋検査システム」を開発した.
発表③
- 発表日時:2022年9月16日(金) 15:40 〜 15:50
- 発表タイトル:[CS8-04] 無電柱化事業を支援する電線共同溝自動設計システムの開発
- 発表者:オフィスケイワン株式会社 松田知久
- 発表概要:近年の台風や豪雨など災害の多発により,電柱の倒壊,停電・通信障害が長時間に及ぶことが多く,無電柱化の手法である電線共同溝への期待が高まっている.しかしながら従来の2次元 CADによる設計では平面図・縦断図・断面図の整合性確保や,協議後の変更による図面や数量の修正作業に多大な労力を要している.そこで生産性向上を目指して,道路の平面図上に既設の地上設備や埋設物,新設の特殊部配置や管路線形などを3次元ベースで計画し,設計基準を自動で照査する電線共同溝自動設計システムを開発した.
また、以下の2論文に共同執筆者として参画しております。
- [VI-62] デジタルツインを活用した橋梁の4D施工について
- [VI-361] 橋梁リニューアル統合管理システム「OBRIS(TM)」の開発
以上